DEXCAの井上です。こちらのロボットは以前にお願いしていた「評価比率」の計算ロボットです。

案件に応じて、「一般競争入札」や「公募型プロポーザル」といった契約形態があります。現状のロボットは、PPIに表記されている「”契約形態”に応じた処理」を行っています。これを、契約形態ではなく、あるExcelファイルに「”総合評価落札方式”と表記されているか」どうかで処理を分けるように変更をお願いします。

そのExcelファイルとは、「≪ユーザ編集≫処理対象業務」⇒「日付フォルダ」⇒「案件名フォルダ」の下にある「22-kouji.xlsx(または20-kouji.xlsx)」というファイルです。こちらのファイルは、その案件の概要をまとめてあるファイルなのですが、そのタイトル(A1セル)に「案件名(総合評価落札方式)」と記載されているものがあります。

タイトルに「総合評価落札方式」の文字列が含まれる場合に、「技術評価点・価格評価点の抽出」と「比率計算」を行います。判定後の処理フローは、現状のままで構いません。

この処理変更に伴って、「基幹システム_入力情報リスト」のL列に「総合評価型」という新しい項目が追加されました。このL列にTrue/Falseを入力していき、Trueの場合には「価技比率」のシートにて計算処理を行います。Falseの場合には、「技術比率/価格比率」の列に「-」(ハイフン)を入力します。

==補足==

  • Excelファイルの「22-kouji.xlsx」ですが、PPIに公開する担当者によって全角文字が混じっていることや、j が z になっているファイル名を確認しています。なので、ファイル名の先頭2ケタの数字が「22 か 20」で判断して頂けると安定して動くものになるはずです。(今回、配布しているサンプルデータには含まれていません。)
  • サンプルデータとして、シナリオで使うデータを置いておきます。シナリオ⑤の変更依頼の時に配布したものとほぼ同じですが、「評価点の検索結果表」というファイルを追加しています。これは、私が対象のExcelファイルをキーワード検索して、それぞれの案件で欲しい情報をまとめたものです。実際には、「基幹システム_入力情報リスト」の「価技比率シート」で抽出成功文の編集を行い、「比率(1ケタの数字)」が「正規シート」に入力されることを想定しています。

以上です。よろしくお願いいたします。